真の記憶

ちょうど一年前、これを見なかったら、真の印象は「凛々しさと可愛さのギャップに悩む女の子」で終わっていた。

アストロP


真は確かに凛々しくて可愛い。それは間違った印象ではない。
千早や律子と話している時の真はボーイッシュでかっこいいし、ステージでも中性的な魅力を前面に押し出すなら間違いなく一番のはまり役だ。
そしてプロデューサーと話している時や、雪歩と和んでいる時の真は本当に可愛いと思う。


でもそれは、凛々しさを見せる相手がいたり、可愛くなってしまう相手がいるからで。
もし、プロデューサーと出会っていなければ。幸福な結末を迎えられなければ。
もっと単純に、765プロに入る前は。プロデューサーと別れてからは。


一人でいる時の真は、単に「凛々しさと可愛さのギャップに悩む女の子」でいられるのだろうか。


見終わって思わず「やるせねぇなぁ…」と呟いた。
悲恋が納得できてしまうことに。
凛々しさの裏側に可愛さではなく哀しさがしっくりきてしまうことに。


以下に取り上げたのはそんな少し悲しい真が似合う動画。


DoradoP


忘れてしまえば、愛されるのに。
ああでもきっと忘れないんだね。
なんてもどかしい。そして惹きつける。


灰色P


こちらはP視点での真と別れた後の曲。
真の気持ちについては直接語られてないけれど、後半のイラストが温かさと悲しさを引き立ててくれる。
最後のイラストはたぶんプロデューサーならみんな色々と思うところがあるんじゃないかな。


わたぼうP

"Still believe you and me,but it's over"


ぎょP


こちらはゆきまこデュオの解散後、かな。
過去形で歌うしかないんだよなぁ…きっと。


ぎみっくP

少し変わったところで真の単身赴任シリーズから。タグは→こちら
真は男役で、他のアイドル達との恋愛遍歴がシリーズ化されてます。
この回はまこちはなのですが、互いに不器用な感じが何とも切なくて似合ってます。