THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 7thLIVE TOUR Special 3chord♪ 中間感想 (Comical Pops!編)

我ながら歯切れの悪い記事タイトルである。
しょうがないのだ。結論が出ていないのだから。

とはいえ書かないでため込むと後で大変になることは身をもって痛感したし。
(ひっそりミリオン6thの感想ため込んでるけど)
テキストに吐き出しとかないとあかんわこれということで中途半端な何かを以下に。

 

 ライブ全体の話

まずは全体の構成とかをざっくり振り返ると。
やっぱり強烈なのは二日通して締めの7曲ということになるんだろうか。
Paのガード不能曲メインにぶち上げてゆずカバーから無重力シャトル打ち上げ。
こんなんここだけでも勝負できるくらいの鬼構成である。えぐい^^;
1stではソロ曲と属性曲総ざらいで勝負して、おねシンなんか2回歌ってたのになぁ。

そしてそこまでの二十数曲で、新曲やって、ユニット曲やって。
ソロ持ちにはソロ曲やらせつつモバマスでのユニットがあればソロ曲に参加させて。
5thを彷彿とさせるパズルよう組んだなと舌を巻くセトリ。
そりゃこんだけの曲数にもなるわ。

それを可能にしたのは6thで取り入れた幕間の台本構成もあるのかな。
シン劇と組み合わせてさらにテンポよく楽しく。
いやー、ほんとにこれでもかというくらい詰め込んだライブだった。

舞台構成はできるだけ遠くの客席まで行けるようなY字型。
そりゃさ、確かに移動したらその分振り入れは減るかもしれんけど。
この秒数でここからここまで歌いながら移動してください。
もしくは客席とコミュニケーション取りながら移動してください。
どんだけ演者大変だったんだろうなぁ^^;
リハまでは試すのも難しかったんじゃないだろうか。


それでも可能な限り楽しいライブにするんだと。
うん。思いっきり詰め込んだエンターテインメント。
それが素直な感想。楽しかった。
これ以上書くのは野暮かもなぁ、と自分でも思う。

だってあそこには3rdのような強烈な物語があったわけでもなく。
5thのようなParadeがあったわけでもない。純然たる祭りだったのだから。

 

アイドルたちの話

とはいえ、それでもあれこれ考えてしまうろくでもなさが自分の性分なので。
思いつくままにあれこれと。

真っ先に思い浮かぶのは エヴリデイドリーム。
まゆPと エヴリデイドリーム大好きおねえさんの監修もあったと聞いたけどw
うん、両日で一番俺好みのいい強さのあるステージだった。

絶好調に見えた牧野さんの隣に立って、気圧されることもなくきちんとシンメトリーでデュオを見せ切った亜美菜さんすげえなと。
曲もらったらラブライカの向こうを張れるかもしれんでこの二人、とすら思ったくらい。

あとはどこがというわけではなく全局面でインパクトがあったのが都丸さん。
シンデレラは多人数だけにソロ曲持たない人はなかなか難しいところがあるのだが。
Coの上条さんに対してCuの法子と並び称したいくらいに印象的だった。
特にあの一曲って挙げるならきゅん・きゅん・まっくすかなぁ。
藍原さんと二人の声が圧力つえーのなんのw 聴いてて思わず苦笑したくらいである^^;

うん、藍原さんもこのライブでは完全にケミカルポップに振り切ってて面白かった。
これまでのライブではどちらかというと妖しさとか気だるさで表現してたけど。
同じ持ち歌のトワレでここまでポップで見せるステージを披露するんだから見事。
それがまた志希らしさをより引き出していて。
ほんと面白いアイドルにいい役者がついたんだなぁと。

あとはPa勢では神谷さんが印象に残ってる。
まずまぁU149勢はこのライブの屋台骨だったし、それぞれのアイドルが逸れに応える見事なパフォーマンスを見せてくれたのだが。
それにしても、去年ステージに立つたびに遺憾なくDa能力の高さで暴れまわったあの小市さんとの入れ替わりの立ち位置だったわけで。
それを堂々とやってのけたあたりになんだかもう頼もしさすら感じた次第。

あとなんだろな。ふとした瞬間に、そこに無いはずのマフラーがたなびいてるのが見える気がしたのだ。そう思わせてくれるくらい、南条光の姿があそこにはあった。
うん、だからコロムビアは早く宙明さんに依頼を(いつものぼやき

 

今回デレのステージに初めて立った3人には、ありがとうという思いとまだわかんないなーという思いが半々だろうか。
O-Ku-Ri-Mo-NoSunday!とかほんとめっちゃ練習したんだろうなーと思ういいステージだったし。
谷の底で咲く花はもまあ泣いたらあかんよとは思うけど、頑張ってるのは伝わったし。
こうしてアイドル達を表現してくれたことにありがとうと素直に思う。

ただやっぱりOrange Sapphireで曲に引っ張ってもらうんじゃなくて、そこにもひとつ彼女たちを乗っけてほしかったなと思ったのも事実。

思えば奏もありすも自分の中でうまく受け取れなかった時期は長かった。
関さんなんか今回でようやっと取っ掛かりつかめたかな?というくらいにまだよくわからない状態だったりするのだ^^;
だからやっぱり「初めまして。これからもよろしく」かな。

逆に珍しく早い段階からすんなりと腑に落ちたのが森下さんだったりする。
去年の時点で茄子さんとしてもう長いこと見てきたかと錯覚するようなところがあり。
不思議な人である。

そのくらい安心感がある人なのはわかるのだが、キミのそばでずっとでいきなり新人のOJTぶん投げるとかわりと大人どもひでーなぁと思った。まだ一周年やぞ^^;

そもそもComical Pops!と銘打たれたライブの中で一番スローになるパートの締め。
セトリの中でも難しい場所だったと思う。
初日も二日目もおそらく二人とも満足のいくステージではなかったんじゃないかな。

なんとなくだけど、いつかまた二人でキミのそばでずっとを歌う機会をあの悪い大人どもは用意する日が来ると思うので。
その時を楽しみにしとこうかと。

 

他にもLOVE☆ハズカムは炎陣の連中が生霊飛ばしてでも見守ってたろーなとか。
気持ちいいよね 一等賞!は今回まっこさんこれまででも一番気持ちよく歌えてたんじゃなかろーかとか。
セクシーギャルズはギャルはLiPPSがいるしセクシーはセクシーギルティがいる(?)し、大変そうだなーとか思いながら観てたとか。
Twin☆くるっ★テールというそもそもライブでやるの無茶なんじゃねとすら思う歌と取っ組み合って、6thから着実に歩を進めてみせる城ケ崎姉妹のタフネスさとか。
はい、色々感想はあるのだがほんとにキリがないのでこのくらいで。

 

 引っ掛かり

 とまぁ思いつくままに書いてきたけれど。
うん、やっぱり個別の感想書いてみても、「全員でエンタメしてみせた」ということが一番の根っこにあるライブだった気がするなぁ。

その頂点が LOVE & PEACHから無重力シャトルのあの景色であり。
そしてそのどちらにも松嵜さんと五十嵐さんという、シンデレラのエンタメを最初期から積み上げてきた二人がいたことがなんかとても「シンデレラらしい」と思った。

 

ただ、うん。
どーにも頭の中をぐるぐると回っている疑問がある。
これってフロンティアか?という。

今までになかったコンセプトでのライブだったしカバー曲も歌ったし。
新しい仲間も迎えたし新曲もやったし。
それらをフロンティアだという見立てはできるっちゃできるんだろうけど。
むしろ自分には「シンデレラ王国の内政を充実させたライブ」に見えたのだ。

モバマスの頃からあったユニットを掘り起こし。
カバー曲という資産の再運用について活路を開いた。
それはフロンティアというよりも、シンデレラガールズという世界が既に持っていた宝物を再発見する試みではなかろうかと。

まあ5thがParadeからのTreasureによる新たな世界への旅立ちで、6thがその旅からの帰還と土産話だったという自分の見立てが的外れだっただけで、フロンティアは6thでしょおじーちゃんと言われたらそーだねと納得するしかない妄想話ではあるのだが^^;

うん、妙な方向に逸れた。
端的に言うと7th全体で見せたいものって何だろねという話である。
それがまだ自分の中で見えてないもんで、中間感想とかいう中途半端なことになっているのである。

正直なところフロンティアだろうがルネッサンスだろうが面白きゃ個人的にはなんでも大歓迎なので、別にこんな妙なところに頭悩ませる必要は全くないのだが^^;

それでもずーっと考え込んでる理由は、結局渋谷凛なんだろうなぁ。

サマカニ!!のふーりんのパフォーマンスを見て、「ああそういえばしぶりんまだ15歳だったわ。忘れてたw」とか思ったんだけどさ。

 今回のツアーで唯一の全会場参加をする彼女のあのパフォーマンスにだけは、妙にフロンティアを感じたのだ。
ああこいつ、これからFunky Dancing!、Glowing Rock!と新たな景色を眺めていくんだろうなって。

それが、ずっと自分の中で引っ掛かってる。
このツアー、アイマスおじさんたちがこの先になんか仕込んでんじゃねえのかなってw

 

まあ、妄想である。
こういう妄想が楽しめるのも、アイマスのいいところなんだろうなきっとw

こちらは出された飯をどう平らげるかが役目みたいなもんだからなぁ。
皿まで食うのも覚悟して、続きを楽しみにしときます。はいw