1年の終わり

ダービーと有馬記念だけは自分の中では特別なんですw
ということで明日のダービーについて。


ん〜、あんまり競馬ファンですら馴染みがないかも知れませんが。
競馬者としては、日本ダービーは一年の総決算なんですよね。
有馬記念は、世間的な一年の終わり。
日本ダービーは、競馬としての一年の節目。
全ての馬にとって、一生に一度しかない晴れ舞台。
デビューが間に合ったなら、一度は見果てぬ夢と知りつつも目指す舞台。
それがダービーだと思ってる。


もちろんダービーの後も競走馬は走り続けるだろう。
でも、やっぱり特別なんだよね、あの舞台は。
それは言葉にできるもんじゃないんだけどさ。
ダービーを夢見て一年を過ごし。
ダービーが終わったらまたデビュー前の馬をダービーに送り出せるよう頑張る。
それが競馬者の一年。
それは競馬関係者の観点かもしれないけど。
応援する側としても、競馬にはまればはまるほどそう思うようになった。


シンボリルドルフのダービーで競馬を知った。
凄いなーと思ってその後もちょくちょく見てはいたんだけど。
本格的にのめり込んだのは、今も忘れない第57回日本ダービー



色んな逸話に包まれたレース。
中野コール。ダービーレコード。メジロの悲願ならず。ハイセイコーよ再び。
どれも大事な記憶。
でも、何よりも、アイネスフウジンの逃げに惚れた。
4コーナーでぎりぎりまで引きつけて。
それまで一番速く走って、なおここからの勝負を受けて立つ。
「かかってこい!」と言っているようなその姿に、惚れた。
皐月賞で負けてなお、この馬は、王者だった。


さて、今年はどんなレースになるのやら。
あてにならない予想をするなら。


アンライバルド
リーチザクラウン
ナカヤマフェスタ
アプレザンレーヴ
セイウンワンダー


予想というより願望かな。
キッツいレースになってきたら、この辺のやつらが面白いなぁというw
本当は、たまにはダービーでノリの本気の勝負を見せてほしいという思いもあるのだけど。
なんか、そういう気が全然しないのよね、今回^^;


まぁ結果よりも。晴れ舞台そのものを満喫したい。
勝者に惜しみない賞賛を。
敗者の健闘に心からの拍手を贈れるような。
そんな素敵なレースを期待して。
静かに、明日を待つとします。


【終わってからの追記】
…なんですかこのフラグ立てまくりの記事はw
うん、でも本当に勝者を全力で讃えたい。
カッコよかったぜ、ノリ。おめでとう。