カクテル5選
お休み中といっても、こいつだけは参加したいのです。
iM@S KAKU-tail Party DS カクテル5選 特設サイト
というわけで選びましたのは以下の5つ。
まな板P:やよい「海」
アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party」#2 Rum
ニコマスは元々スロー再生を自然に見せるのって難しいのだけど、
海の中のステージ表現とするとこれがいかにもらしさを醸しだす。
そして元々この曲、歌詞がお子様向けにしては結構やりきれないものがあって。
曲の世界とロリトリオのギャップが、そのやり切れなさを更に加速させる。
やりきれなさと可愛さの両方で何とも言えない気持ちになる作品。
それでいて最後の終わり方はバッサリぶった切って、次に湿っぽさを残さない。
この感覚が、なんか好き。
どん底P:春香「「春夏秋冬」」
アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party 2」 Third night - side E
まぁカクテルの半ば伝説として今後も語り継がれるであろう作品。
ニコマスのイベントはみんなで一緒に楽しんでる感覚というのがとても大事にされていると思う。
その中でもこの作品は、細かな違いはあれど、観た人みんなが方向性は同じ思いを抱いたんじゃないだろうか。
アイマスにおける季節の、一年の概念。
それは触れた人は一度は考え込んでしまうもので。
それは喜びも悲しみも綯い交ぜになったものだから。
強制的に視聴者全員に思い出ボムを使わせてしまうような素晴らしさ。
そんな作品だと思う。
歯ブラシP:律子「演」
アイドルマスター 「iM@S KAKU-tail Party 3 SR」 1-E
ニコマス史上最強の出オチ。
あまりの威力に、続くガチ部分観てんのにこみ上げてくる笑いが防げないくらいに。
この作品は、最初から最後まで一貫してクソ真面目に全力でいいモン見せてくれる。
だから清々しい程に気持ちよく負けるしかないんだと思う。
そして俺が見たいのはこういうモノなんだ、と改めて思った。
ガチ部分笑ってちゃんと見れてない方、今からでも遅くないですぜ?
もう、ダメP:亜美真美「坂」
「iM@S KAKU-tail Party SP」 1st night - D
単品も好きなんだけど。こちらの物語の始まり部分だけの姿も好き。
亜美真美というのは、アイマスにおいて最もシンプルな感じ方、考え方を体現している気がして。
物事の枝葉じゃなくって、幹をしっかり捕まえられる存在で。
だから、彼女たちにだけ聞こえる音がある。
そんな気がする。
そしてまた、彼女たちが765プロでこれから紡がれる様々な物語をゆっくりと歩いていく旅人であること。
そんな姿が、とても穏やかな空気で表現されている作品だと思う。
怒首領蜂P:2nd night - Opening
「iM@S KAKU-tail Party SP」 2nd night - Opening
動画を作る時の意識の焦点というのは2種類に分けられると思っていて。
一つは動画そのものが作者の意識の焦点である作品。
そしてもう一つは動画を見るものの脳髄に灼きつけることに焦点を結んだ作品。
そしてこいつは後者だろうなぁと思うのだ。
理屈でこれを語ることは多分自分には不可能で。
音の塊が耳を揺らし、一コマ一コマの画そのものが目を通して頭蓋の中に叩き込まれる。
それがなんという快なのか。それを思い知らされた。
それ以外、何も言えない作品なのである。
余談だが個人的には2009年上半期20選で最後まで入れるかどうか悩んで、「あくまでOPだからなぁ…」って入れなかった作品でもある。
そして秋に単品キター!→1P1作じゃねーかどーすんだよ!orzという鬼コンボを喰らってのたうった作品でもある。
そういう意味でもものすごく思い入れの深い作品w
というわけでカクテル5選でした。
今度のiM@S KAKU-tail Party DS & DSXも楽しみだ。