ふと思い至ったので
しおP
【IdolM@ster2】 Gipsy kings - Volare - 【Ritsuko・Chihaya・Hibiki】
最初に見た感想は「おお、律子のバーストアピール初めて見た!」という動画の内容と何の関係もない身も蓋もないものだったのだが。
その後ここから受け取ったもんがなんなのかよくわからずに結局書けずにいた。
で、今日某人がtwitterでつぶやいた
逆回転ダンスを語るなら、そもそも逆回転ダンスってどういうものか、っていう話をすれば、それで済む事だと思う
という一言でなんかふと思い至ったのでメモ書き。
個人的には、逆回転って違和感があるのである。
筋肉の使い方が逆方向だから、時々不可思議な動きになるというか。
でもそれが変じゃないんだよねこの作品。
なんでこの動画は違和感より楽しさが先に立つんだろう。
それがずっと謎だった。
自分なりの結論としては、逆回転の動きってのはコマ落ちに近い働きがあるのだと思う。
予想してない方向に動くってことは、その動きの連続性を見失うってことで。
フルアニメーションではない、カクカクのアニメを観ている感じ。
ただ、これって自分には馴染みがあったのだ。
それはニコマスで言うところのカットの連打。
あれと同じ働きがあるんじゃないかなぁと。
そう思ってもういっかい見直したら、自分の感じてる気持よさが分かってきた。
逆回転のコマ落ちで生み出されるアクセントが、細かい音の連打に似合ってるんじゃないかなぁと。
カットを用いなくても、順回転よりもアクセントを多く生み出せる方法。
それがこの逆回転の利点なんじゃないだろうか。
逆回転ダンスとバーストアピールの緩急は歌の有り無しに合わせたのかと思いきや。
後半に至ってはそんな縛りもほったらかしで、思うままに3人はステージを奏でる。
自由だなー。
それが一番最初の観終えた感想だったことを思い出した。
歌も音も、そしてダンスも。
とても自由に青空に響く。
その前へ進む自由さが気持ちいい。
刻む音に心地良く噛み合うダンス。
アイマス2で最も開放感と包容力を秘めた、バーストアピール。
まだまだ観たい世界がある。
だから、歩いて行こう。