冬フェス行ってきたよ 〜THE IDOLM@STER MUSIC FESTIV@L OF WINTER!! 感想〜

アイマス冬フェス行って来ましたですよ。
ええもう身体のあちらこちらが痛いです^^;


既に各所に感想が沢山上がってて自分が書くこともないかなと思うのだけど。
まぁ覚書ということで。以下格納。

幕張

海浜幕張で降りて物販に向かう道すがら。
「あれ、こんなに狭かったっけ?」なんて思った。
5thのときうろついた幕張は、やたら広くて。
日本中のアイマス馬鹿どもが集まってんだなぁってキョロキョロしてた。
ネットでしか知らない人に沢山会って。
挨拶も早々にいきなり馬鹿話して^^;
初日の夜、アイマス2の正式発表に興奮して。
白々と夜が明けてもまだ、居酒屋の前の路上で熱っぽくアイマスの話してた。


今回は、日本各地でライブビューイングがあって。
ライブ前のご挨拶でも何度もいろんなとこでお会いした人が増えて。
会場も、あの時遥か遠くに見えたステージが、意外と近くて。
ライブ後の飲み会の楽しさも、あの取り憑かれたような熱気とは別の楽しさ。


それは良い悪いではなく。
何かを積むってのはそういうことなんだと。
今この時、幕張で冬フェスやるってのはそういうもんの上にある。
それをきっと、彼女たちこそが誰よりも強く思っていたのだと思う。

ライブ全体

物販でパンフ買って読んで、twitterで飛び交う情報見て。
しばらくその場で唸ってた。
個人的には生バンドはずっと期待してただけにガッツポーズものだったけど。
フェスのテーマに「音楽」を持ってくるとは思わなかった。


位置づけとしてはシャイニーフェスタを受けてのフェスだと言われればそうなんだけど。
アイマスのライブで、ここまで具体的なコンセプトに寄せたのは初めてだと思う。
もちろんアイマスはそれが可能なだけのものを培ってきてるけど。
ちあキング、ミンゴス、平田さん、くぎゅ不在のこのタイミングで踏み込んだ。
そのために、生バンドも用意してきたんだと。
これから観るライブの重みを、ずっしりと感じた瞬間だった。


まぁやるってんだからできるんだろと。
そこはもう信じると7thで腹くくったので。
あとはドキドキしながらもひたすら楽しむことに専念。


ぽん、と頭に浮かんだのは、アニマス前半の締めくくりライブ。
あの時は竜宮小町が来るまで頑張るのが全力だったけど。
今の彼女達は、例え765プロのメンバーが何人か来れなくても。
それでも、ちゃんと765プロのライブをやりきれるまでに成長したんだ。
自分が理解したのは、そういう景色。
目が逢う瞬間を、迷走Mindを、ラブリを、フタリの記憶を。
そこにいないメンバーの分も描いてみせた。
THE IDOLM@STERも、GO MY WAY!!もないセットリスト。
それを欠けてると思わせないだけのパフォーマンスを、観ることができた。


7thでは、Project iM@Sのたどり着いたところを見せてくれたけれど。
冬フェスでは、更にそこから何ができるのかを示してくれた。
まだまだ走ってんだなぁ。
そう実感できたから、素直にうれしい。

細かな話

まずは一番大きな変化である生バンド。
うん、気持ちよかった。気持よすぎて踊りすぎて昼公演終わったら体力残ってなかったw
試みとしては大成功だと思う。
昼の部は会場のMIXがやはり難しかったようで、ボーカルの声が潰れちゃうこともしばしばあったけど、夜の部ではきっちり調整していい音聴かせてくれてた。感謝。
7thではステージの広さをダンサーさんで補ってたけど、今回は代わりに楽器隊が入った感じ。
あれなら見た目スカスカにはならないので、今後アリーナツアーとかやるにしても自信になるんじゃないかな(と勝手に継続を期待)
あと付け加えるとしたら、Twitterでも見かけたけど、やっぱりビッグバンドが観たい!


カメラは7thと比べるのは無茶だと思うけど色々見せたいって意図は感じられてよかった。
ただ、時々ガールズに重ねて入れてたエフェクトは会場で観るぶんにはいらなかったかも。
ステージ上の効果で充分というか。昔のカラオケを思い出すというか^^;
ライブビューイングだとあのくらいやったほうが見栄えいいんだろか。
個人的にはエフェクトより彼女たちをよく観たいと思ってしまうのでちょいと違和感。


告知関係は予想通りだったのでそれほど書くことがないというか。
一番思ったのは「社長に頼ませるなよ、ずりーよ^^;」というくらい。
モバマスと住み分けとかどーするんだろうとか思うけど。
個人的にはもうアイマスは何でもありでプラットフォームになればいいと思ってるので。
その中で俺が追っかけられるものを追っかけ続けりゃ、それでいいかなと。

ガールズについて

さて、何から書けばいいのやら。
一番驚いたのはやっぱりじゅりきっつぁんがアイドルとしてそこにいたこと。
今まではやっぱり一歩引いた位置に半身置いて、支えてくれてた印象があったので。
今回アイドルたちとまっすぐに並ぶ音無小鳥を見れたのは新鮮だった。
そうだなぁ。特別な日ぐらいは、あれでいいのだと思う。
多分彼女たちは前からずっとそのつもりでいたし。
俺らも観たかった景色だから。


生バンド一発目の人選として神とあさぽんってのはさすがに心得てるなぁと。
HHbという選曲はガン攻めだなーと思ったけど、この曲は流れの中より頭でガツンの方が似合う。
昼の部はつらそうだったけど。それを押しきれる二人だなとも感じた。


神もあさぽんも客席を動かすって意味じゃガールズの特攻隊長みたいなもんで。
いっぱいいっぱいの煽りっぷりは今回も健在だったし。
黎明スターラインでのステージと客席が互いを動かすあの景色も素敵で。
こういうのがライブの醍醐味だよなーと改めて感じた次第。


で、生バンドの効果を一番活かしたのはやっぱり繪里子さんではなかろうかと思う。
世界を作る能力ではやはり随一だなぁと改めて感服。
汗だくになりながら全力でコールして、サイリウム筋酷使の拳振り上げ連打、連打。
これを生バンドでやりたかったんだと心から思えた。幸せ。


幕張と言えばやはり特別な思いで観るしかないのがあずみん
出だしの「いえーーーい!!!」に、貫禄と風格を感じる日が来るとは思わなかったよ^^;
そのくらい安定してたし、素敵だった。
個人的にはアイマスガールズの中では一番頑張らなきゃいけない立場だとずっと思ってたけど。
ああ、この人は経験したことをきっちり蓄積出来る人なんだと。
自分なりのアイマスステージの立ち方ってのを見つけたんだなって。
そう思わせてくれたAlright*だった。格好良かった。


First stepを、ステージ奥の階段の上で歌う姿を観て。
5thの時も、そこに立ってたよなって懐かしくなった。
あん時は、少し間を置きながら光ってた白いサイリウム
今は会場中を埋め尽くしてんだ。
それがあずみんの積んだもんなんだって思ったら、良かったなぁって思わず声に出た。
これからも、よろしく。


仁後さんは今回のライブのMVPと言っていいと思う。
アクシデントはまぁそれはそれとしてその後踏ん張りきったこと。
なによりラブリ、ILHの大活躍。
これまでパフォーマーとしての仁後さんを計りかねていたところがあったんだけど。
今回見てこりゃ凄いわと。今更気づいた^^;
ILHはぜひ今後もやってほしい一曲。夜の部とか踊り狂ってたくらい気に入った^^;


アッキー&ぬーの目が逢う瞬間も印象深かった。
如月千早を、今井麻美を観てきた二人だからこそ産まれるもの。
そんだけの意志と気迫があった。
ミンゴスに客席で観ててほしかったな」なんて本末転倒な事を思ってしまうくらい。
二人とも、凛々しかった。


ぬーは今回のライブでは要の役をきっちり果たしたなぁと。
安定した歌唱が今回は表に出てたけど、それだけじゃない。
ダンスもあまりアピールするところはなかったけど、7th以上に良かったと思う。
ほんと、どこまで成長するんだろ。


アッキーは最近表現の幅が手詰まりになってきたかなぁというイメージがあったけど、一皮むけたかな。
うまく言葉に出来ないんだけど、今回のライブで何かを掴んだんじゃないかと思う。
次にどんな華を咲かせるのかがとても楽しみな。そんな魅力を感じさせてくれた。
欲を言えばきゅんパイアの「はぁ〜ん!」でアッキーの表情も観てみたかったなw


はらみーは7thの勢いそのままに、空気を変えられるパフォーマーとして完全に化けたなと。
それでいて、デュオやトリオをやっても喧嘩しないという不思議さ。
あれは本人のキャパなのか、降ろしてるのかいまだに見ててわからん^^;
こういうところも貴音らしいよなぁ、なんて思ったりw


あと特筆するとしたらLMGかな。
繪里子さん、この曲好きすぎでしょうとw
うん、あずみん頑張れ^^;



最後に

連々書いたけど、要するにそれぞれに個性的にいいところ出してきたなーという印象。
7thまでのProject iM@Sをどう見せるかという世界から、Project iM@Sで何を魅せるかという世界へ。
それはある意味Project iM@Sの宣言の地であった幕張だからこそ、必要だった回答なのだと思う。
そんな印象を持ったライブだった。
オールスターじゃない今回のライブでそれだけの試みができるということ。
それはやっぱりコンテンツそのものが成長した証だと思うし、彼女たちもそれだけ強くなったのだと思う。


ついてく側としては大変な面もあるけど。
少なくともこっちが本気出したらそれに負けない本気をやってくれるバカコンテンツだと思うので。
次にどんなもん見せてくれるのか、今まで以上に楽しみに待ってようかなと。


今回の発表で、一番悔しかったのガミPだと思うんだ。
自分が言えることがないんだもん。あの場所で。
ユーザー側の反応はガミPに十分伝わったと思うし。
まぁ、我らがヘンタイプロデューサーの意地を、俺は勝手に信じますわw