素晴らしき日常会話

風野シュレンP

あまりにツボにはまるネタが多くてどこの切り口から語るか見失ってる自分がいる。
この辺山本先生に通ずるものを感じるのは気のせいだろうか。
見てくれれば、聴いてくれれば一発で魅力が伝わると思うのだけど、どう語ればいいのやら。


うん、あきらめて自分語り的に。
なんというか、心底うらやましかった。
こんな職場がホントにあったらさっさと転職したいくらいに。
思えばガキの頃から、こんな会話ばっかりしてきたのだ。
タイムボカンに限らず、漫画やアニメ、音楽、部活。
いろんな好きなことに関する話題をそれこそ取り留めもなく、友達とギャンギャン語ってた。
まだ社会に出る前、時間が足りないなんて思いもしなかった頃。
こんな風に友達と話すことで新たなムダ知識を覚え、テープを借り、アニメを見て、遊びに没頭してた。
世間から見ればどうでもいいことだったろうけど、その時の自分にはとても大切なものについて語ってた。
どんなに意見が違って揉めたって、お互い好きだからこそ熱くなってたのはわかってたし。
喧嘩したって翌日にはまたケロリとした顔で遊んでた。
あの頃は当たり前だと思ってたけど、今思えばとても大切だった、そんな空間を思い出す。


今じゃ気軽にアイマスの話をするような友達と毎日顔を合わせるわけでもないし。
こうしてネットでブログに好き放題書いてはいても、やっぱりあの頃の空気とは違う。
今やってることも間違いなく楽しいのだけれど。
でもあの顔つき合わせて、その場のテンションでどんどん展開していく日常会話の心地よさは、やはり別格だった。


そんなことを思い出させてくれつつ、しっかりネタ作品でありim@s教養講座であり、そしてノベマスである。
ほんと贅沢な作品だと思う。
ああ、死ぬほどバカ話が本気でしたい。そう思った。