ニコマスタグ歩き 第4回

今回のタグ歩き:アイマス紙芝居


選んでおいてなんだけど、自分は実は紙芝居系の作品はPV系ほどにはまだ見てない。
有名な作品は大体見てると思うけど。
それは毎日大量にアップされるニコマス作品の中で優先度を下げるジャンルを選ばないと無理だなーと思ったから。
PY系の作品がやはり自分は一番なじみがあるし、好きなので。
もうひとつ正直な理由としては、手書き系の作品がものすごい再生数を叩き出してるのが悔しかったというのもある。
やっぱり自由度が大きいのは有利だよなーと。作者でもないのに何を言ってるんだと自分でも思うけど。
今でこそニコマスもだいぶジャンルが多様かつ細分化されたけど、一昔前は手書きとPVMADの間でも、
溝とまでは言わないまでも距離感のようなものはあったと思う。
MADと二次創作って確かにアプローチとして異なる面があるし。
のちに手描き系の方が「いくら書けるといっても元の素晴らしさには勝てない」と言ってたのを知って、
ああ、一方的なものじゃなくて、互いに羨む部分があるんだなーとわかり大いに反省したのだが。


話がそれた。
要は何となく見てないジャンルってやっぱりあると思うんだけど、食わず嫌いはもったいないですよと。
そんなわけで今回は自分が今まで好きなジャンルの紹介ではなく、自分もこれから回ってみたいタグの中から、
自分が知ってるきっかけにいいんじゃないかな?と思った作品を。


nanpP

千早の重要コミュなので見てない方は今すぐ千早をプロデュースしてくるべし。
まぁうちに来る方でこのコミュ知らん方はほとんどいないと思うが、念のため。
そしてコミュを知ったうえでこれ観てくれればそれでいい。
語るべきものはすべて作品の中にある。
これができるのが紙芝居の凄いところ。


adobeP

猫春香も律ちゃんもむちゃくちゃ可愛い。
そしてこのとても極端で、間違ってて、でもものすごく純粋な歌に見事にあっている。
アイマスと言うゲームの仕組みと、歌の最後の歌詞が重なった先にあるもの。
切ない、やりきれない、温かい、そんないくつもの思いがない交ぜになって胸にあふれてくる作品。


モロ兵P(仮)

小鳥さんの名曲をとても優しく表現してくれてる作品。
どこが未完成なの?というコメのとおり、既に見ていて心を動かされるものがある。
でもきっと作者の中に浮かんでるビジョンはもっと先にあるんだろうなぁ。
いくらでも待つので、作者様なりの完成品をいつか見せてほしい、そう思う。


やはり自分の好みで紹介してるだけに、どちらかというとPV系の作品ばかりになってしまった。
手描き系作品の最大の魅力は作者の想像力が素材の制限を受けないところにあると思ってる。
喜怒哀楽様々な場面を切り取った、素敵な作品がたくさん待っていると思うので、
自分もこれからゆっくりと探して歩いて行きたい。