ニコマスタグ歩き 第6回

今回のタグ歩き:Xm@s


久しぶりだなぁとは思ったけど約一ヶ月空いてるのね^^;
まあおかげで時期はちょうど良くなったのだけど。
そろそろ冬の足音も近づいてきたことだし。
そんなわけで今日のタグ歩きは季節モノの名タグXm@sから。


ああ、その前にクリスマス企画が来てたのでちょっと寄り道でご紹介。



…これを見て真っ先に思い出したのはかつてテキストサイト界であった大イベント。
「クリスマス殲滅委員会(クリスマス死ね死ね団・クリ死ね団)」
のことだったりするのだが、まだ知ってる人いるんだろうかw
ちなみに趣旨は、クリスマスを独りで(二次元と)過ごされる方に笑顔と幸せを願って!
とのことですので、ご注意を。
皆様勘違いしないでね!?絶対だぞ!




話を戻して。
クリスマスときいて自分がイメージするのは、「約束」かなぁ。
この日に関しては他の記念日と違って約束の重みが違う気がする。
それは恋人同士とかに限った話ではなく、一般的な慣習というか気分として。
聖なる夜の奇跡を何とはなしに望んでしまうようなものだろうか。
諦めていた約束が守られたり、当たり前の約束が、当たり前に叶うことを改めてうれしく思えたり。
そんなことを思い出したのが、去年のこの作品だった。


天然P


底'zの宿題なんて、自分は作品が来るまでスコンと忘れてたんですよ。
それがコメ相手にちゃんと約束を守ってくれちゃって。
なんだかすごくうれしかった。
それがクリスマスの曲で、クリスマスにアップしてくれて。
しかも作品見たらあずささんがなんともさぁ。
ラストの写真見たら何も言えなくなっちゃった。
泣けるというか、胸が疼くというか。でもうれしさもあって。
頭ん中がこんがらがって、出てきたのは「ありがとう」の一言だけだった。
そんなエピソードも含めて、自分はこの作品をとてもクリスマスらしい作品だと思う。




出だしからなんだかしんみりした内容になってしまったけど、クリスマスにはお祭りのような側面もあるわけで。
やっぱりパーティーでみんなでワイワイ、というのも普段人付き合いのあまりない自分でもやはり楽しいものだと思う。
そんな気分にさせてくれるのはこちら。


あさひなP


グラサンサンタが葉巻加えて爆走してきそうなテンションにオールスターの華やかな展開がよく似合う。
最大の問題はオールスターなのにあのお方が…というwww
ちゃんとあさひなPがフォロー作品を作ってくれたから良かったけど。
作品自体はシンプルに曲の勢いをそのまま見事に仕上げてくれている。
このノリにはダンスも綺麗さよりも楽しさと派手さだ!というのが伝わってくる。
特に目元ピースのキメがすごく気持ちよかった。
このままクリスマスまで流しっぱなしにしてたくなる、そんな作品。




さて次に、クリスマスといえば芸能界も大忙しな時期なわけで。
やはりここはアイドル達の本業、歌とステージの魅力も堪能したい。
というわけで名曲、名演の作品を一つ。


カラメルP


普段の自分は作品をキャラのストーリーと絡めていろいろ考えながら見る癖がついてる。
でもこの作品は、なぜかそうできなかった。
作者コメにある言葉通り、春香の、聖夜に舞い降りた天使の歌をただただ眺めていた。
これが仕事としての名演なのか、春香ストーリーMADなのか。
どちらの解釈も可能だと思う。もしくは見る人の思い出によっても変わるだろう。
でもそういうこと考える前の段階で、ボーっと見惚れてたいなぁと思ってしまった。
それほどに、雰囲気のある作品だと思う。




さて最後。
クリスマスを最初に知ったとき。
それは街の風景とかじゃなくて家族のいつもの食事が変わったことだったなぁ。
まだその意味なんか考えられなかったけど。
部屋の明かりを落としてローソクに火をつけてくれて。
そんないつもと違う、という印象が妙に残ってる。
そんな身近な、あの頃の景色を感じさせてくれる曲で語ってくれた作品がこちら。


ユルカP


やよいの表情見てるだけで心がホカホカしてくる。
こういう温かい、それでいてちょっと泣ける作品に弱いんだよなぁ自分。
曲のシチュエーションがやよいにドハマりなのもあるんだけど。
それ以上に多分紙芝居形式にしたのがツボにはまったじゃないかな。いい味出してる。




ということで、Xm@s作品のうち、再生数1万以下の中からピックアップしてみました。
クリスマスって、ある種の魔法がかかってる日な気はします。
それは神様がどうのではなくて。
クリスマス、という言葉に人が込めるいろんな想いや願い。
それらが生み出すものを、魔法といってもいいかなぁという話。
そんな日の雰囲気を、いろんな角度からアイマスで見せてくれる作品の数々。
今年の作品たちもぽつぽつ出てきてます。
まずは去年の作品から、思い出しながら回ってみるのも楽しいんじゃないかと。