たまにはこんな真と一夜を

自分はいろんな人の話を聞くのも読むのも好きなので、Blogをほったらかして最近はもっぱらTwitterに常駐してるのだけど。
そんな中でふと気づいたのが、アイドル達の中でたぶん真に対するイメージの持ちようが、一番周りの人たちと自分で違うなぁと。


前にもどこかで書いたけれど、真は765プロのアイドル達の中でも最も多様性を秘めていると思う。
だから周りの人たちの話を聞いてもうんうん、と納得することしきりなのである。それは事実。
ただ自分にとって真はそれ以上に、将来765プロで一番佳い女になると思っているアイドルなのだ。
多分ゲームの時点で佳い女、と言ったらあずささんが筆頭に上がるだろうし、対抗は小鳥さんだろう。
ニコマスも込みで、というなら続くのはちょっと癖があるけど律子や伊織になるのかな。


まぁ上の意見とて異論はたくさんあるだろうし、一概に決められるもんでもない。
それでも、自分の中では佳い女、という言葉は真と切って離せないものなのだ。


なんでだろう、とつらつら考えてみたんだけど。
多分それは昔見た真の動画が自分の心をとらえて離さなくって。
今もその夢の続きを見てるんだろうなぁ。


別に昔に限らなくたって佳い女としての真を印象付けてくれる作品はいっぱいある。
それこそぱっと思い浮かぶだけでもオクラ山ため蔵PのCOLORSみそPの凛として咲く花の如く
少年PのBY THE MEREST CHANCEオルカPの胡蝶之夢といった名作がある。
今日だってAeriePが素敵な真作品を黒薔薇から単品カットしてくれた。


ただ、もうこれはある種の刷り込みなんだろうw
自分の中では真を思う時に自然と浮かび上がる作品たちがどうしようもなく心の中にいるのだ。


まぁそんなわけで。
佳い女になるであろう真の姿を自分に刻みつけてくれた名作達。
そんな爆発的に伸びたわけじゃないんだけど。
そんな中でも特に「佳い女」の世界を見せてくれた作品たちをちょこっとご紹介してみようかなぁと。




アストロP

自分がずっとニコマスはエフェクトなしでも十分に戦えると信じる根拠はこの作品にある、といってもいいかもしれない。
そこにある情感、見立て。それは今でも変わらず心を動かす。
アストロPの真価はこの作品を生み出す視点があって、その上であの独自の世界があるところだとすら思う。
アイドルマスター」の底力を思い知らされた作品、とも言えるかもしれない。
そしてそんな理屈に関係なく。ここにいる真の想いはどこまでも優しく、切なく、ほろ苦い。


コP

どこまでも透徹に歌い上げる真が、ただただ美しい。
制服姿に大人びたアクセサリは確かにマッチしてるとは言い難いけれど。
むしろだからこそ、未だ咲き誇る前の一人の少女の姿として、成り立つものもあると思うのだ。
この歌を、心から理解して歌える年齢ではないだろう。
でもその想いは、明確に言葉になるようなものではないかもしれないけれど。
少女の中にきっと密やかに生まれ始めていて。
そんな年頃だからこそ、いまだ定かならぬその感情を歌に託して空に解き放つ。
そういうことも、あるんじゃないかと思う。


さっちもP

うん、ちょうどこのくらいの時だと思うんだよね。
自分の人生というのを過去未来の軸で考えるのって。
そして真が独りの時に振り返るのなら、きっとこんな感じなんじゃないかなぁと。
女性としての自分に自信がもてているわけじゃない。
世の中との折り合いだってちゃんとついてるわけでもない。
世界が自分を中心に回っていないことを徹底的に知った時に、真に残るものはなんだったのだろう。
でも、それは何かあって。きっとこんな風に優しく思い浮かべられるものだと思うんだ。


DoradoP

上の3作が少女時代だとするならば、ここからは内に秘めていた何かが目醒めた真かな。
この作品では世界を構築するのは曲であり、芯に響くその声なのは確か。
でも、それを受け止めるだけのものが真という存在にあることも十分に見せてくれていると思う。
そしてこの歌のもつワインレッドの色合いを、全く損なうことなく、変えることもなく歌える歌姫。
それは確かに真だけだろうなぁとも思うのだ。


わたぼうP

自分の中の真を決定づけた一作。
あまりに深く、強く。それでいてどうしようもなく切なく。
見ているこちらの心が灼かれ、焦がれる。
思わず真に手を伸ばしたくなった。
何ができるかなんてわからないけれど、それでも真の手をつかみたいと願った。
そのまま闇に共に沈んでもいいし、こちらに引き寄せてやりたいとも思った。
それでいて、自分はこの作品を見て何一つできなかった。
悲しいまでに、そこにいる真は「女」だった。




ちょっと悲しい感じの作品が多くなってしまったけれど。
大人の優しさというのは、どこか何かを失うこととともにあったりするわけで。
そこに愁いが伴うこともままあるし、それを受け止められることもまた佳い女たらしめる要素だと思うので。


感じたことを感じたままに。そんな夜も、あってもいいかなと。