ニコマス悲観論や不満を公開する前に考えてみてほしいこと


まぁあれだ。
adobePのエントリへの反応ということになるのだろうけど。
もっとずっと前。
それこそ黒春香やwhoPの美希、はじCさんの一件でもときに感じたこと。


もっとこうなんというか。
書き方ってもんがあるだろうに、と。

多様性

それぞれの意見はあっていいと思うんだ。
アイドルとの関係性や立ち位置なんてのは無限にありうる。
ニコマスに対してもそうだろう。
ただひとつ、他人の立ち位置を否定さえしなければ。


ニコマスって多様性が大前提だと思うのだ。
そもそもニコマス自体がアイマスの派生なのだから。
異なるやり方、異なる立ち位置を否定するやり方は、結局自分の足を食ってるようなもんだと思う。


adobePが望む方向性自体は自分も好きなものだし、単純に読みたいと思う。
そういう記事を書いてくれるブロガーさんも既にいると自分は思ってるけど。
反応したくなったのは、自分の好みでないスタンスでニコマスに触れている人まで否定するのはお門違いだろうということ。
(実のところ完全に否定してるわけではなく、「adobePにとってつまらない」なのだが、全否定ととられても仕方ない書き方だよなと思う)
「読み応え」という観点でいうなら、じっくり語り語られてみようという企画はadobePの好む方向性を模索する企画だったと思う。
でもその派生企画としてあっさりレビューしてみm@sterがあるのも、またニコマスの楽しさだし。
20選企画にマイリスだけでコメントなしで参加したっていいと思うのだ。
大切にする、なんてのは人によって形が違うのだから。

書く上でのスタンス

売られた喧嘩を敢えて買って、adobePに返答するならば。


読んだ人が受け入れやすい書き方で書いてください。
読者がどんな形であれ、前向きに考えられるような意見を書いてください。
格好つけて切り捨てるスタンスでごまかさないで下さい。
中学生くらいにも誤読させない文章で書いてください。


そう思う。
これは今回の件に限らず、ニコマス悲観論や現状への不満意見すべてに対して。
だってもったいないじゃない。
せっかくの意見が、建設的な方向に結びつける前に反感を買っちゃうなんて。


俺の見たいものがない、俺の欲しいものはこれじゃない。
そういう思い自体はあって当然。
むしろその思いが元になってニコマスは発展を始めたと言ってもいいと思う。
でも、それは人に押し付けるもんじゃないだろう。
欲しいものがないから自分で作る人もいた。
自分じゃできないから、「こういうの面白いんじゃない?」と呼びかける人もいた。
そうして今があるのだと思う。

一般論として

自分の意見に耳を傾けてほしいのなら。


自分とは異なる意見、スタンスを否定しないこと。
前向きに考えられるスタート地点のあり方を提示すること。


これは礼儀とか以前の段階で必要なことだと思う。


まぁこの意見とてたかが一意見だ。
でもね、意見を吐くってことはそれについてくるものを引き受ける覚悟が大前提なのですよ。
書いた文章が自分の意図しない方向で人を不快にさせた場合ですら、それは取り返しがつかないものだ。
今回のadobePの書き方はその点でとても残念に思う。
一念発起する人もいるかもしれないけどね。
それ以上に、嫌な思いを残した方が多くなってしまう気がするから。
そしてそれは、書き方一つで回避できるものだと思うから。