PerfumeM@sterFestival感想

side-SWEET

【ニコマスメドレー】PerfumeM@sterFestival-Sweet-【合作】


side-Bitter

【ニコマスメドレー】PerfumeM@sterFestival-Bitter-【合作】


動画を観るよりも前に、PerfumeM@sterと聞いた時点で。


「あ、もうラストオーダーなの?」


という感覚があったのは自分だけではないと思う。


これまでのニコマスの流れからして、これやるときはある種の締めのような何かだよねって感じ。
これ食ってしばらくしたら一本締めして店出るような。
自分の中でこのタイミングなんだ、というのが納得できるような唐突すぎるような。
どうにもうまく消化できない状態。


自分でも混乱してるなーという自覚はあったので。
ブログ告知もCMも目に入れず、動画そのものだけをちゃんと時間作って久しぶりにしっかり観た。
これ以上予見入れて観るといかんなぁと思ったので。


そこにあったのは色とりどりの宝石で。
過去から繋がる線はもちろんあるんだけれど。
それよりも各Pが彼ら彼女らなりにPerfumeアイマスを楽しむ世界で。
うん。とても可愛くて温かで心地よい動画だった。


じゃあこれがニコマスの、アイマス×Perfumeの集大成かというとあまりそんな感じはしなかった。
それはひとつには、綺麗すぎたのだと思う。
いい意味でのしょぼさというかデジタルの素朴さというか粗さというか胡散臭さというか。
そういう俺が無駄に大好きなものはここにはあまり残ってなかったから。
そしてそれは俺がこの世界の門を叩いたきっかけである、あのエレクトロ・ワールドには確かにあった何かだから。


で、実にめんどくさいなぁと自分でも思うのだけれど。
そういう物足りなさをちょっぴり残念に思いながらも、楽しみにも思ってる自分がいるのである。


自分が勝手に思い描いていた締めの感覚。
そんなもんと関係なく、PerfumeM@sterはこんなにもお洒落に綺麗にさらっと存在できるのだ。
まだまだ遊びようはいくらでもあるのだなぁ。
俺はその楽しみ方をまだよくわかっていないのだけれど。


蛇足。
おそらく今回のメドレー、単品はほとんど上がらんのではないかと勝手に思っている。
初めからおいしいとこつまみ食いのピックアップ集的なものだからこそ。
このメドレーは作り得たもののように見えるので。


それは逆に言えば、俺としてはぜひフルバージョンで勝負してくれよって願いでもある。
もっとがっつりアイドルを眺めたいのだ。
魂を喰らい尽くすダンスが観たいのだ。
まぁ現役で量産してるPでないと、あの画をフルバージョンで作るなんて時間的にも気力的にも難しいのだろうけど。