真夜中12時を過ぎたシンデレラについて
ふむむむ。
こちらを読んでいまいち理解できなくてですね。
こちらを読んで考えこんでおります。
で、PVを見直してうーん、と。
つらつら考えてたら思い出したのが、こっちのシンデレラだった。
継母にケリを入れて、終わらない祝祭に向かうシンデレラ。
12時過ぎたら解けちまうはずの魔法の首根っこをひっつかんで無理やり引き伸ばし。
彼女らは自らの星を掴みにいく。
誰もが憧れる王子様なんざ、行き掛けの駄賃のようなもの。
夢はもっと先に、はるかにでかいスケールで存在して。
彼女らは既にシンデレラを飛び越えたのだ。
時計と数字で示された12時の境界線を越えた世界を突っ走ってる。
そして星のかけらを捕まえて。
再び水面の此方側に光を投げ返すのだ。
そこにはドでかいAMCGマークをバックにした、輝けるステージが待っている。
ガラスの靴は、もう役目を終えたから。
あちらとこちらの境界を、静かに漂う。
トップアイドルは、シンデレラの更に先にある。
だからシンデレラになってもなお、彼女たちは「願う」
そのくらいアグレッシブで、前向きで、根性の座った存在。
それが「シンデレラガールズ」なのかもしれない。
そうすると、プロデューサーは魔法使いではないわけで。
はてさて、行き掛けの駄賃の王子様なのか、空に瞬く星なのか。
どっちなんだろうなぁ。