一周年動画ピックアップ6/27
やっぱりこれが最初に来るよな、うん。
マキュロP
この曲を境に、初期ニコマスから中期ニコマスに変わった。
そういっても言い過ぎではないと思う。
一番象徴的なのは「愚民」の誕生だろうなぁやっぱり。
「紳士」の登場時期がいつごろになるのか自分は覚えていないけど、それまでは単に視聴者だった人たちが、ニコマス内のキャラとの間に明確な関係性を構築したのはこれが初めてだったんじゃないだろうか。
そしてもう一つはこれが曲にアイマスキャラを合わせたのではなくて、アイマスキャラに合わせる曲を選んできたと思われること。
それまでのニコマスはまだまだ作られていない曲も多く、どちらかというと「この曲が似合うアイドルは誰だろう」というスタンスが多かった。先に曲ありき。
ところがこちらは明らかに春閣下が先にあって、閣下をプロデュースするのに最適な曲、演出、シチュエーションが選ばれている。
この関係性の確立とMADにおけるアプローチの逆転現象という流れを切り開いたこと。
それだけでもこのMADはニコマスの文脈に残る名作。
もちろんそんな捻った捉え方しなくても単純にここまで気持ちいい作品はそうそうないのだが。
さくらP
久しぶりに見に行ったらアル中(ALFEE中毒の略)歴申告動画になってたw
のちにトリオそろい踏みの名作も生まれるALFEE×アイマスの初期作。
シンプルな作りが元ネタであるALFEEの良さ、真のダンスそれぞれを存分に引き出してる。
過剰演出も嫌いじゃないけどこういうシンプルな作りの方が素直に素材の良さを楽しめる。
あなくまP
再現PV寄りの作品。
森口博子は確かにあずささん持ってくるのが常道ですな。
目新しいものがあるわけじゃない。
でも丁寧に当時の歌番組をなぞって作ってくれているので、見る側も昔を思い出して楽しむ人が多い様子。
名言弾幕なんてその最たるものだよなw
酒の肴にニコマス見るときは驚きよりもこういう懐かしみの方が好きだ。
shigureP
懐かしみ動画その2。
横揺れ中心のダンスが本人のPVを思い出させますな。
ここもスト2関連コメがあふれるとおり、やっぱ昔を楽しむ人が集まってる。
こういう一種同窓会のような雰囲気になれるのがニコの一つの魅力でもあるのかなと。
あとこれは知ってるから思うだけかもしれないけど、覚醒美希のストーリーと篠原涼子がかぶるんだよね。
TPDで複数のうちの一人だった彼女が今の名声にたどりつく最初のきっかけは、小室「プロデュース」との出会いだったわけだし。
そういうオーバーラップもまた味わい深く思う。
オレスコP
アイマスでカッコイイOPというのは完全に予想外だった。
確かにアイマスMADなんだけど、どちらかというとアイマスは素材だなと。
アイマス側に他の作品を持ってくるんじゃなくて、他の作品にアイマス画を持ってくるという。
そこがとても印象に残ってる。
アイマスってかっこよかったんだ、と改めて思えたのが新鮮だったんだろうなぁきっと。