あるがまま
リンP
なにやらコメが殺伐としてますがw
うーん、この問題は、オタクがオタクであり始めたころから連綿と続くテーマであって、すでに通り過ぎた道だと思ってたんだけどそうでもないんだなぁと。
極端なことを言えば「胡蝶之夢」のころから既に現実と非現実への問いかけ自体は存在したのであって。
ゲームとかオタクとかのレッテルをごてごて張り付けなければいたってシンプルな話だと思う。
寅さんなら「それをいっちゃあおしめえよ」と言うだろうし。
シャアなら「認めたくないものだな(ry」と言うのだろう。
個人的にはあるがままでいいんでない?という気はするが。
ケセラセラ。Let it be.
自分がどう認識し、どうしたいのか。それだけ。
作品そのものに関して言えば、アイマスがこのテーマを再現するのに最適な素材であることは事実。
それを認識したうえで、さらにMADとして料理したリンPの手腕は見事というほかない。
ゲーム進行画面や早送り、巻き戻しまで含めて、作品の隅から隅まで御しきったことが、物語を解体するというテーマと重なって、全体を「管理された、管理しうる世界」として表現しきっている。
最後のシーンで自分が思い浮かべたのは、パンドラの箱だった。
でも、人類も少しは学習してると思うのよ。
パンドラの箱から希望をより多く拾い上げられる程度には。
アイマスって、そういうもんなんじゃないかな、きっと。