じっくり語り語られてみよう 第2期参加感想

RDGさん主催の「じっくり語り語られてみよう 第2期」に参加させていただいた感想です。


まずはとても素敵な機会を下さったRDGさんに深い感謝を。
そして、魅力的な作品と語りのお題を下さったPの皆様、
様々な視点、思いを綴ってくださった語り手の皆様にも感謝を。


また長くなりそうなので以下格納。




一言で感想を述べるのであれば、「またやりたい!」かな。
それは様々な話が聞けて楽しかった、という思いでもあり。
しんどかったけど病み付きになっちゃった、という中毒的なものでもあり。
割と屈折した感情を経た上でのものだけど。


「じっくり語り語られてみよう」という企画。
これを自分はニコニコ動画そのものの豪華版のようにも感じている。
語り手のお題は作者コメントの続きだと思うし、
語りエントリは動画のコメントをより深く、長く綴ったものだと思うので。
ニコニコ動画、という基盤そのものがとても魅力的だから。
こうしてよい機会を得られたのだということも改めて感じた。
普段圧倒的な量の多さにともすれば多くの作品を通り過ぎてしまいがちだけど。
こうして一つ一つの作品に対して立ち止まり、じっくり考えて、語って、互いの話を聞けたこと。
それをとてもうれしく思う。


自分の語りを振り返ってみて。
語るにあたっての自分のスタンス。
それは「80点の語りではなく、赤点でもいいから記憶に残る語りを」だった。
読む人によっては相当面食らったのではないかと思う。
何度か自分でも書いたけれど、それは一般的には「暴走」の領域だから。
模範的な解答を模索するよりも、大間違いでもいいから自分の感じたことをぶつけたい。
それだけを大事にしようと。
正直なところ何度も心がへし折れそうになった。
語りエントリあげる前に何度のたうったか。
これを読んでだれが喜ぶのか。
このエントリで何かが壊れてしまうのではないかと何度も躊躇した。
それでも、伝えたかった。
この企画だからこそ。
誰かを傷つけること、マイナスの感情が生まれることをも覚悟して。
マイナスだけじゃない何かが生まれることを信じて。
誰かに何かを伝えるってのは、詰まるところそういう覚悟がいると信じているから。
そしてやっぱり自分には書ききれなかった作品もあって。
うまく伝わらなかったこともいっぱいあって。
それがものすごく悔しい。


他の方の語りを読んで。
目から鱗が、というと大げさすぎるかも知れない。
でもやはり他の人の視界にそれぞれの作品がどう映っているのか。
それを腰を据えて味わえるというのはたまらない興奮だった。
それは各作品のPの返答でも同じ。
自分にない視界から見える景色を垣間見ること。
それはニコマスに関わらず、自分が人と交流する上で最も好きな瞬間だ。
もっと読みたい。もっと見たい。
心から、そう思う。


もし第3期が開催されるならば。
参加したいとやっぱり思う。
ただ、難しさを感じるのも事実。
うまく言えないのだけれど、温度差は大きいよねやっぱり。
色んな観点があるというのとはまた別のものがある気がする。
それはあって当然だと思うし個人的にはその温度差も含めて楽しいのだけれど。
人によっては好まないだろうな、と思う。
そして自分はその辺をうまくやれない人だと今回感じた。
そこをどうにか自分の中で解消するのが先かなーと。
ようするに自分には修行が必要だなぁと思うのです。
まぁ、どんなに頑張っても周りから見たら全然変わってないと言われそうな気もするんだけど。
性分というのはどうしようもないところもあるので(^^;




ああ、大事なこと書き忘れてた。
この企画で一番感じたこと。
「みんな、ニコマス好きすぎだろほんとにw」
好きだからこそ一生懸命に語って、悩んで。
本気だからこそ思い入れも募るし、時に否定的にもなるんだよね。
うん。これをたっぷり感じられたこと。それがなにより。