ぷよm@s part19

介党鱈P
【ファイヤー】ぷよm@s part19【やったなー】
【ファイヤー】ぷよm@s part19【やったなー】


最初、テンションの高いめちゃくちゃ楽しい動画を送り出してくれて。
火花散らす意地が、矜持がこんなに熱いものを産み出すんだ!と驚いて。
そして今、濃密な空気すら画からにじみ出るような空間を見せつけてくれて。


これまでの流れを振り返っただけでも圧倒される。
最初、「www」の多用が話題にあがってた頃が遠い昔のようだ。
こんなところまで、積んできたんだなぁ。




語弊がある言い方かもしれないけれど。
ギャグ路線や熱血路線よりも、今のスタイルが介党鱈Pの本来のスタイルなのかもしれない。
そんな気がしている。


シリーズを始めた頃はまだ模索していた部分があったと思うのだ。
それが回を重ねて、周りの反応を受けて、色んなものを積み上げてきて。
十分に肩があったまり、この物語に渾身の勝負球を投げられるようになった。
ようやくそんな時期に差し掛かったのではないかと。




最新作では、介党鱈Pが「物語る」ことをより強く意識しているように感じる。
アイドルたちのランキングに対する意識の持ち方。
互いの戦術に対する受け止め方。
そういったものを通して、アイドルたちをより深く描くこと。
それぞれのキャラをより際立たせていくことに重心を移してきているような。


ぷよぷよという題材を通して描かれる、アイドルたちの様々な側面。
劣等感もある。憧れもある。譲れないものもある。そしてまだ見えてないものもある。


実に、実に面白くてしんどい物語がここにある。
そしてもう自分はこの物語の魅力にすっかり囚われてしまったのだと、今更ながら気づいた。




なんだか熱が冷めないので、最後に全く勝手な想像を。


現時点までのアイドルたちの在り様、立ち位置、距離感を改めて俯瞰して眺めたとき。
この物語の主人公はやっぱり春香だという事実に自分は行き着いた。


アイドルマスターの主役は春香だ。
影の主役は、千早だ。
そして美希は、Jokerだ。


この構図は、ぷよm@sにその世界を移してもやはり成立するように思う。



思いっきり的外れな可能性も多大にあるのだけど。
今回のパートは、それを強く示したように思えてならないのだ。