天晴れ

介党鱈P

【ホーリー】ぷよm@s part31【イービル】


「私ごときと」
「私だけなのだから」


千早だなぁ。ホント千早だ。
研ぎ澄まして。
どこまでも研ぎ澄まさんとするその思い故に。
最後に自分の芯すらも、一かきだけ、研いでしまった。
それがなんだかうれしくって仕方がない。




かたや真。
元々真は、道よりも目的地を見て歩く娘なのだと思う。
だから遠くの目的地に向かって、曲がりくねった道に気づかず一直線に突っ走って脱線する。
それが真の良いところであり、悪いところ。
必要なのは、道から逸れないくらいの距離にある中継ポイント。
繰り返し中継ポイントを追いかけていける時、真のポテンシャルは十二分に発揮される。
ぷよm@sにおいて、あずささんの導きはそういう存在だったのだのではなかろうか。
ほんとに、成長したよなぁと。



アイドル達の闘ぷよを観た後は、大抵ようやく緊張がほどけて息を吐き出すんだけど。
今回は、密度や重さを感じつつも、それよりなんだか清々しくて。
二人の戦いっぷりがほんとに天晴れで。
その思いがサムネに吸い込まれていって。
「ほんとこの娘達いつまでも眺めてたい」
ただそれだけでいっぱいで。笑顔になっちまった。
おもしれえなぁ、ほんとに。