THE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS 3rdLIVE 二日目感想

タイトル長すぎたらしいので削ってみた(挨拶)


つーことで昨日の続き。


開幕

ススメ☆オトメって意外とアイドル紹介曲としていいなこれとか思って始まった二日目。
二日目だからリミッターふっ飛ばすのかなと思ったけどあまりそんな印象もなく。
むしろなんだろう、エンジンのかかりが珍しく遅いなと感じてた。


とはいえ別にデキが悪いというわけではなく。
むしろ初参加の方々もそれを感じさせないしっかりしたパフォーマンスで。
逆にこんだけやってるとこでカメラ奪うか大坪社長ひでえwとか楽しみながら見てた^^;
そうなぁ。一日目の続きのようなイメージがあったかもしれない。


エンジンかかったと感じたのはTwilight Skyからだった気がする。
いい景色で、いい笑顔で、いいライブだった。
るーりぃは一日目も含めて随所でいい仕事してたな〜と思う。
個人的にはTwilight Sky以外だとお散歩カメラのるーりぃが印象に残ってる。
これからもいろんなステージ見せてほしいなぁ。


次はØωØver!! -Heart Beat Version-来るか?と思ったらまさかのイントロが流れて。
や〜、脳みそってほんとに止まるのね。自分の中では完全に不意打ちでしたNocturne。
とはいえ持ってくるならたしかにここだわというドンピシャのタイミングで。
「その手があったか」と思わず声に出たくらい。
まぁその直後には画面がようやく脳に入ってきて、
「ロッドマイク!フレディ!A Kind of Magic!(Magic違い」
と脳内大騒ぎでしたが。なんかすんげー忙しかったわあの瞬間^^;


飯田氏のベストアクトは個人的にはこっちの方だと思ってる。
蒼の系譜とはまた別の、ドCoolができる人をよう見っけたもんだ。
東山さんと二人しててっぺんに立つ姿は実にかっこよかった。


Wonder goes on!!はCDで聴いてた時はあまりピンと来なかったのだけど。
ああしてステージで見せてもらってようやくわかった気がする。
シンデレラのロックンロールの土台ってここなのかなって。

メドレーゾーン

二日目のメドレーは、1日目よりさらに仕上げてきたなぁと。
組み方も見事だけど、小ネタの練度も上がってた気がする^^;
PaトリオでのNebula Skyもよかった。もっと属性またぎはぼんぼんやってほしい。
あと、ふーりんるーりぃはMemoriesよりLEGNEの方が活き活きしてた気がする。
そこはやはり譲れないのだろうか。(そういう問題でもないのだろうが
BDではメドレーはぜひマルチカメラを活かした全パフォーマンスの収録を期待したい。
もちろん初日も二日目も。




さて、ここからクローネパートやって終幕へと向かうわけなんだけど。
正直なところ、ずっと小骨が喉に引っかかってるような気分だった。
それは初日から感じていたことなのかもしれない。


ずーっとその正体がわからなくて。
終わってからもわからなかったんだけど。
こうして順番に書いてきて、ようやくわかった。
この時自分、しんどいなぁって感じてたんだ。



終盤

暗闇から聴こえる気合を入れる掛け声。
まあここまでの流れどころかライブやる前からわかっていたパートの始まり。
プロジェクト・クローネのパート。


Absolute NIneは結局クローネの全体曲て事になるんだろうか。
まぁそこを気にしてもしょうがないのだが。そもそもメンバー違うしな^^;
でも、やる側としてはやっぱり気合が入ったんだろうなと思う。
それこそこれがデビュー戦とでもいうような張った声。強い意志。
こういうのを観るのはやっぱりうれしい。
もう掛け声の時点でキミらが身に着けてるの王冠じゃなくて特攻服だろと思った。
その精神は、嫌いじゃないどころかむしろ好きだ。


そして続くHotel Moonside。
ライブ終わってからTLみたらものすごい盛り上がりでびっくりした。
自分にはよくわからなかったので。
あとで某人に「アイマスでこういう楽曲を久しぶりにぶちかましてくれたから」と聞いて。
ああ、自分は全然別のもん見てたんだって気づいたけど^^;


そうなぁ。実にクローネらしいと言っていいんだろうな。
常務がもし本当にいたら、こういう演出をしたろうと自分も思う。
舞台全体を使ったダンサーさん達の見事なパフォーマンス。
そして強い楽曲。その中心に、アイドルを置く。


Absolute NIneの時点でもう自分の意識は役者側に向いちゃってたので。
その役者さんを観ようとしてるのに、とても見えづらい構成にヤキモキしてた。
うん。これは俺が悪い^^;
だから素直に、今度また会う時を楽しみにしようと思う。


続くin factも同じで。
要するに自分はずっとプロジェクト・クローネってものがわからなかった。
アニメで見た時から相当考えまくってたけど、わからなかった。
この時初めて、ちゃんと出会えたのだと思う。


だから、次を楽しみにしてる。
今日は、出会えた日だと。それでいいかなって。
そのうちプロジェクト・クローネの物語や、CP二期生の物語でもやってくれないだろうか。
そしたら次は、もう少しわかるかもしれないから。


代わりのないもの

トライアドプリムスにおいて加蓮の代わりは誰にもできない。
終わってみればそう納得はできるのだろう。
歌えるかどうかというよりは、有り様として代わりが利かない。


ただ、この話はそこで終わりではなくて、その先があるのだと思う。
つまり、ニュージェネレーションズの三人も代わりが利かないのだと。
だってトライアドはプロジェクト・クローネにおけるニュージェネなのだから。


初日からスペシャルユニットという逆張りまで仕込んだうえで出した一撃。
これが多分、自分の中にあるしんどさの一つ。


他のユニットは代わりがきくってわけではないんだ。
セットリストを観ればわかる。
どうしても呼べなかった人は別として、スペシャルユニットはあくまでwith○○だ。
ただ、足さないというほんの僅かなラインを引いただけ。
そこをどう感じるかは、もう個人のレベルの話だと正直に思う。




続くこの空の下は、CPのメンバーたちを象徴する曲であり。
そして初日が終わった時点でもうこないと思っていた未央のつぼみが再び来る。
今度は、CPの仲間たちとともに。


城に招かれたシンデレラ達の中心、渋谷凛
野に集まったシンデレラ達の中心、本田未央


二人で歌う心もよう。ああそうだ。もちろんわかってる。
代わりの利かないシンデレラガールズの中心、島村卯月
歌うのは、流れ星キセキ。


そして、全てを正面から受け止めて放つS(mile)ING!



余談

二日目、一番目に焼き付いている景色。
流れ星キセキの締めのポーズでわざわざ位置を入れ替えて、真ん中に未央を置いた三人。
ニュージェネレーションズのリーダーは本田未央だから。
それも彼女たちの譲れないものの一つなのだと思った。


シンデレラ3rdライブとは初日がアニメの1st seasonで、二日目が2nd seasonだったのだと思う。
終わってみれば実に当たり前の話。
そらそう組むだろうとぼんやりとは思ってたけど。
これほどまでに明確にセットリストに筋書きを落とし込まれると、しんどい。


そう、しんどいのだ。
初日にぼんやりと感じ、二日目に明確に突き詰められた筋書きが。
ここまでして、追い込まなあかんかったんかと。
どうにかならんかったんかと。


とても楽しいライブだった。笑顔であふれてた。心からそう思う。
あのはっしーをして、大橋彩香島村卯月を総動員させたあの景色。
それは本当に綺麗だった。
そして、俺もそこまで追い込んだ一人なのだ。


しんどいことは、決して悪いことじゃない。
今までのライブだって、演者の方々はしんどい思いなんて沢山してきたろう。
ライブをつくり上げるスタッフだってそうだし、会場に集まるPたちだってそうだ。
何かを生み出そうとしんどい思いをするのは、楽しさや、笑顔の素だ。


ただ、なんだろうな。
どうしてもね、繋ぐとかそういう言葉ではなく追い込むという言葉が似合ってしまうから。
そういうアニメとからみ合って生まれたライブだから。
重いなぁ、と思う。




そしてちょっとだけ、無印もしんどくて楽しかったなんてことを、思い出した。




ただただ、今はこの一年間を戦い抜いた皆様に心からの感謝を。
そして叶うことなら、しばしの休息を。